【パチンコ廃止を求める会 第2回デモのお知らせ】
『賭博施設はもういらない!換金合法化を許すな!』
【日時】 平成26年5月11日(日)
集会開始 15:00~
デモ出発 16:00
【集合場所】 山丸(やままる)公園(最寄り駅 JR大宮駅東口)
住所:埼玉県さいたま市大宮区吉敷町1-120-1
【地図】 http://www.saipo.net/11103028.html
【告知動画】http://youtu.be/tgh9n_rJnME
【来賓】
若宮健先生、他調整中
長らくお待たせ致しましたが、時間、集合場所が決定致しました。
今回も第1回デモと同様、『なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか』で
著名な作家、若宮健先生に来賓として演説をお願いしております。
【主催】パチンコ廃止を求める会
<注意事項>
・プラカードは指定のもののみとさせて頂きます。
パチンコ廃止を求める会サイトより各自ダウンロードしてお使い下さい。
(プラカードダウンロード用ページ)
http://www.pachinko-abolition.net/1215/
・国旗の持込みは日章旗、旭日旗、Z旗のみとさせて頂きます。
・当日は妨害等も予想されます。
集合場所へお越しの際は、安全のためプラカード類や国旗等は掲げずにお願い致します。
・配布物については運営スタッフへ確認をお願い致します。
<禁止事項> 以下、守って頂けない場合は退場及び次回からの参加をお断りすることがございます。
・コール以外の発言はお控え頂きますよう、お願い致します。
妨害者の呼びかけ及び煽りには一切応じないでください。
・係員の指示および警察の指示には必ず従ってください。
・デモ終了後の「お散歩」行為は厳禁です。
また、解散後は安全の為プラカードや国旗を掲げないで下さい。
・酒気を帯びた方の参加はお断り致します。
<カンパ協力のお願い>
当日、お気持ちだけでもカンパにご協力頂ければ幸いです。
今後デモを継続していく為にも、どうかご協力お願い申し上げます。
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昨年12月に提出された民間賭博案であるカジノ法案も
いよいよ審議入り目前となりました。
今回の法案は大手パチンコチェーン、パチンコメーカーを
潤すためのものであり、カジノ推進の裏で進んでいるのは
パチンコ換金の法制化に関する議論です。
カジノはパチンコの形を変えただけのものであり、この二つは
切っても切れない関係性を孕んでいます。
パチンコは現在「遊技」という定義の下営業されていますが
その実情は射幸性が極めて高い賭博であることに変わりはありません。
カジノ解禁とともにパチンコが合法化されるという懸念を抱いている
識者も決して少なくはありません。
カジノをきっかけとした民間賭博の議論が進めば、将来的に
パチンコも3店方式を介さずに換金できる日がやってくる可能性は
大いにあるのです。
依存症を増やし、日本人を不幸にするパチンコ、そしてパチンコの
形を変えた悪魔であるカジノに、強い反対の意思を示しましょう!
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デモにも登壇して頂く予定の、ノンフィクションライター・若宮健先生より
デモの参加呼びかけ文を頂きましたのでご紹介いたします。
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「カジノ解禁に反対」
~カジノ解禁が風雲急を告げております~
パチンコの問題も、相変わらず依存症による事件が絶えることなく続いておりますが、
風雲急を告げているのがカジノ解禁の問題です。
国会で、連休過ぎに審議に入る構えを見せております。
ですから、直近の問題はカジノ解禁を阻止することが必要です。
もし、カジノを解禁したらこの国は滅びます。
他国には、パチンコと言うイカサマで違法なカジノはありません。
先進国で、カジノがないのは日本だけだと悪の議員たちは口癖のように言いますが、
日本には、パチンコと言うとんでもないカジノがあります。
これに、カジノが加わったらどういうことになるか、まともな人間なら分かることです。
200名を超える国会議員が、何でカジノ解禁にのめり込むのか、
我々はその実態を知る必要があります。
昭和32年、売春禁止法が国会で決まりました。
当時、業界では禁止しないでくれと贈賄攻勢をかけ、国会議員も逮捕された議員もおりました。
筆者は、今回のカジノ解禁の異常とも言える動きに疑問を持っています。
昭和32年の時の逆パターンが働いていないか、それが問題です。
アメリカのカジノ巨大資本や日本のパチンコ機械メーカー、パタンコチェン店のオーナーなど、
入り乱れて動いております。
政治家のやるべき仕事は、健全な事業を育成し、新事業の立ち上げを応援するのが
彼らの仕事ではないのか?
短絡的に無防備に、カジノ解禁に急ぐ政治家の本当の目的を知りたい。
筆者は、ここ7年間で8回韓国を取材に訪れました。
韓国のカジノは17か所ありますが、自国民が入れるカジノは1カ所だけです。
江原ランドと書いて、カンウォンランドと読みますが、
ソウルから高速バスで2時間半もかかる山の中にあります。
なぜ山の中に造ったか?
ソウル市内に造ると依存症の被害が大きくなると考えたからです。
懸念したことが当たりました。
今では、山の中にあるカジノに多くの依存症の群れが押し掛けております。
韓国では、ギャンブル依存症が大変な問題になっています。
車で行った人たちは、車を質に入れてでも打ち続けます。
外国人向けのカジノは、24時間営業ですが江原ランドは午前10時オープン、翌朝6時クローズです。
車の中やホテルの部屋で仮眠をとり、オケラになるまで打ち続けます。
自営業者が、一夜にしてホームレスになった話しは掃いて捨てるほどあります。
筆者は、マカオにも通算で3回行ってますが、最初に訪れたのが昭和43年です。
当時はカジノも3カ所しかなく、勿論ポルトガル領でしたから、異国情緒豊かな落ち着いた好きな街でした。
そのマカオが、一昨年に訪れたときには、まるでゴミ箱同然の街になっていました。
すっかり品がないガサツな街に変わっていたのです。
カジノは、街の様相まで変えてしまいます。
当然のことながら、ヤクザが跋扈するようになります。カジノにはヤクザが付きものです。
日本がカジノを解禁すると、アジア中のヤクザが集まります。
暴対法によって、弱体化している日本のヤクザでは手に負えなくなるでしょう。
これは、韓国の自国民向けカジノ江原ランドの常務も指摘しておりました。
日本がカジノを解禁したらアジアのヤクザが集まりますよ、と。
パチンコ依存症もそうですが、ギャンブル依存症は、
治療法も薬も今のところは確立しておりません。
学者や精神科医がどんな理屈をこねても、世界中どこでも治療法が確立していないから、
対応に苦しんでいるのです。
カジノ議連の最高顧問には、安部総理、麻生副総理、石原慎太郎維新の会共同代表、
小沢一郎生活の党代表この4人が就任しておりました。
麻生副総理は、先日の国会質問で追及され最高顧問を辞めることにしております。
特に、小沢一郎氏は自民党や維新の会は政敵のはずですが、
なんで西洋の賭場の開帳になれば手を組むのか、
利害が一致することであれば政敵とも手を組む日本の政治の薄汚い姿がはっきり表れております。
現在、国内すべてのギャンブルを合計すると、依存症に追い込まれている国民は500万人を超えます。
今カジノを解禁したら、この国は滅びると筆者が主張することが理解して頂けると思います。
パチンコは、たった数千人の莫大な利益のために数100万人が犠牲になっております。
カジノは、たった数10人の巨大な利益のために日本国民数100万人が苦しめられることになります。
パチンコもさることながら、急がなくてはいけないのが、カジノ解禁を阻止することです。
台湾では、学生たちが国会を占拠しておりました。
我々も、強い気構えで立ち向かわなければいけません。
カジノ解禁には権力が総出で賛成に回っておりますので、徹底抗戦で、カジノ解禁を
阻止しなくてはなりません。
国家の将来のため、カジノ解禁阻止に頑張りましょう。
ノンフィクション・ライター
若宮 健